2020/06/22
紫外線Cカーボンでコロナウイルス撃退(コロナだけで無くウイルスのほとんどです)
2020/05/19
免疫を上げる為にカーボン光線器を使用しています。(約15分500円)
2020/05/10
当院では今日も元気に施術しております。コロナ対策は先ず足元から。
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こんばんは!
さて、今回は「壺算」というものについてお話します。
そもそも壺算というものは、落語の演目の一つとして取り上げられているものです。
なぜこのお話をするかと言いますと、ある患者さんからこのお話を聞きまして、これはものすごく頭も使うなと思い、興味深いと思ったため、皆さんにも一緒に考えていただきたく投稿しました。
壺算はいろんなお話があるのですが、その中で1つ取り上げて話していきますね。
これはあるお店の店主とお客さんとの会話になります。
店主「へえ、お越しやす」
客「嬶が新しい水壺を買うてきてきてくれと言いまして」
店主「右の大きい壺が10円門、左の小さい壺が5円門になります」
客「ごっつう高こおますなあ、この左の白いんがええわ。
遠いところから来てるんやからせいぜい気張ってや」
店主「そうでんなあ。どおーんと勉強して4円!これ以上はまからしまへん。」
客「そうでっか。それなら失礼しますわ」
店主「3円!儲け度外視ですわ」
客「ほな、もらおうか」
店主「ありがとさんでおます。へぇ、たしかに3円いただきました。どうぞ、これからもご贔屓に」
ところが、店を出ていった客が半時も経たぬうちに戻って参ります。
店主「へぇ、お越しやす。おやまあ、さっきの人やおまへんか」
客「嬶に見せよったら、この壺は小さい言いよりますのや。
右の棚の大きい壺もらいますわ。せいぜい勉強してや」
店主「7円!」
客「6円!」
店主「殺生な…仕方ありませんな。手え打たしてもらいますわ」
客「おおきに。そいでこの小さい壺を下取りしていただけまっか」
店主「よろしおます。3円で引き取らせていただきましょう」
客「さっきの3円と壺の下取り賃3円と合わせてちょうど6円や。ほな、この壺もろていくで。包まんでもええがな」
店主「へぇ、おおきに。またお越しやす」
これでお話は終わっています。
実はこのお話、中学校の数学の教科書に
『このまやかしを証明せよ』
という問題で紹介されています。
また、実際にこれを使った詐欺事件も起きています。ちなみにこのお話ではお店が損をし、お客さんが得をしています。
さて、なぜかわかりますか?
また月曜日に投稿しますので、考えてみて下さい(^^)