経絡整体院中村　呉市の整体、腰痛、ぎっくり腰、肩こり、眼精疲労でお困りの方、お気軽にご相談下さい。 | 日記 | 歯周病を放置すると思わぬことに…(1)

  こんばんは！

　皆さんは歯周病を患ってはいませんか？
　もしくはたかが歯周病だと思って放っていませんか？

　実はその歯周病は、『アルツハイマー型認知症』と関係していることがここ数年で分かったのです。

　アルツハイマー型認知症とは、脳の委縮が特徴的な認知症のことで、症状はもの忘れなどの記憶障害や判断力の低下などがあります。

　この認知症の原因はベータたんぱくやタウたんぱくという異常なたんぱく質が脳にたまって神経細胞が死んでしまい、脳が萎縮してしまうためと言われています。

　それが歯周病とどう関係しているかと言うと、九州大学がある動物実験を行ったことから関係性が分かってきたのです。

　人工的にアルツハイマー病にしたマウスの半数に歯周病を発症させたところ、歯周病のないマウスよりも認知機能が悪化し、実験後に脳に沈着したアルツハイマー病の原因とされるたんぱく質を調べると、歯周病のないマウスに比べて、歯周病マウスのものは重量で約1.5倍、面積では約2.5倍にもなっていました。

　もし、歯周病がアルツハイマー病を悪化させる要素というならば、歯周病の治療はアルツハイマー病の進行を遅らせることができる手段になるかもしれません。